公益社団法人日本山岳ガイド協会と三重県及び三重県警察は、2020年12月16日、安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、コンパスから提出された登山届の閲覧協定を締結しました。本協定は、コンパス登山届システムにアクセスし、登録されている登山届を閲覧することで、救助や捜索活動に活用できることを定めています。
三重県には代表的な御在所岳や藤原岳を始め、鎌ヶ岳、経ヶ峰、朝熊山など、高山ではありませんが1,000m前後の山々での登山が四季を通じて楽しめます。また、大杉谷などの渓谷は原生林が茂り、ダイナミック自然は日本の秘境百選にも選ばれるなど、見所、楽しみどころの多い山並みが満ちています。
容易にハイキングや登山を楽しめる山域ではありますが、入山の際は自身の体力や技術に合った登山計画を作成し、天候の確認や体調、装備や携行品のチェックを怠らずに、安全に安心して下山までの備えを心掛けてください。