公益社団法人日本山岳ガイド協会と警視庁は、2020年3月23日、安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うこと目的として、山と自然ネットワークコンパスを活用する協定を締結しました。 本協定は、警視庁が東京都内の山域でコンパスシステムから提出された登山届にアクセスし、緊急時に於いて登山者情報を救助や捜索等に活用できることを定めています。
東京都の山は比較的低山であり、登山道入口へのアプローチが容易なことから、年間を通じて都心や近隣県から多くの登山者や自然探訪者が訪れています。
都下の山並みは山頂までのルートがさほど長くないこともあり、手軽な気持ちで登山される方が多いのですが、ルートによっては急峻な場所も多く、転倒や滑落などの事故が多く発生しています。また、ルートを誤ったことで沢筋に迷い込む遭難事例もありますので、登山前に自分の技術や体力にあった計画を立て、家族や友人と共有させて提出してください。
登山を終えたときの下山通知も忘れずに!