公益社団法人日本山岳ガイド協会と岐阜県は、岐阜県内の登山届提出の義務化などを定める「岐阜県北アルプス地区における山岳遭難の防止に関する条例」の2014年12月1日施行に向けて、山岳遭難防止対策を積極的に展開することを目的に、岐阜県がコンパスの登山届受理システムを閲覧し活用する協定を締結しました。
この協定では、岐阜県内の登山届出の受理及び当該届出に係る事実確認並びに山岳遭難の防止及び山岳遭難の発生時における捜索又は救助活動のため、岐阜県がコンパス登山届けシステムにアクセスし、登山届の閲覧、山岳遭難の防止対策に関する調査及び分析に限って活用できることを定めています。
登山計画を作成し、届け出ることにより、登山者による事前準備の徹底及び山岳遭難の防止を図ることを目的とすると同時に、もしもの時、救助・捜索を迅速に行うための情報ネットワークとして、安全・安心につながるものでもあります。
本協定は、2014年8月27日、岐阜県庁に於いて、古田肇 岐阜県知事と磯野剛太 日本山岳ガイド協会理事長が署名を行い締結しました。