公益社団法人日本山岳ガイド協会と石川県は、2017年4月20日、安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、協定を締結しました。
この協定は、白山の夏山開きにあたる2017年7月1日から施行される「石川県白山における火山災害による遭難の防止に関する条例」に向けたもので、条例により、白山の火口域から4キロメートル以内を登山する際は、登山届の提出が義務付けられ、その提出方法の一つとして、コンパス登山届の利用が推奨されています。
登山届を提出することは、その作成を通して事前準備の徹底や、遭難時の安否確認、捜索救助活動の迅速化につながります。
また、今年は、白山開山1300年の年でもあり、登山者の皆様には、登山届を提出して、安全・安心な登山を楽しんでいただきたいと考えています。