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- 2021年、乗鞍岳を登山される方へ新登山届システムの案内
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岐阜県とコンパスは、畳平より乗鞍岳を登山される方を対象にした新登山届システムを導入しました。
https://www.mt-compass.com/norikura2107.pdf
乗鞍岳は7月22日(木)に岐阜県側からの登山を開山します。昨年7月の大雨により乗鞍スカイラインでは麓の「ほおのき平」から「畳平」までの道路が崩落し、シャトルバスが運行されていませんでしたが、ようやく片側交互での通行により開通するまでになりました。運行期間は10月末日までを予定しています。
乗鞍岳は3,026mの高山でありながら、2,700mの畳平バスターミナルまでシャトルバスで訪れることができるため、山頂まで比較的容易に登山できる山岳エリアです。
そのため観光やピクニック目的で登られる方が多く、登山計画を提出することが不慣れな人が多いこともあり、新たな登山届の仕組みを導入することになりました。
バスの乗降車ターミナルなどで案内する、乗鞍岳登山専用のQRコードをスマホで読み込むと、簡単に登山届を作成し提出することができます。
下山通知は、提出時に記載したメールアドレスへ送られてくるメールのURLからや、提出時にスマホで読み込んだQRコードを再読み込みすることで提出できます。
乗鞍岳は簡単に3,000m級の登山が体感でき、山頂では周辺の山々を眺望できる好条件の山容です。しかし火山でもあるため、安全安心の備えは万全に心掛けたいものです。
山や自然と接するとき、高山·低山に関わらずどのような条件下においても、人は謙虚であり続けることが大切ですね。
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- 2021年、富士山を登山される方へ新登山届システムの案内
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https://www.mt-compass.com/fujisanchk2107.pdf
2020年、富士山はコロナ禍の影響で開山できませんでしたが、本年は観光、登山ともに入山を行えるようになりました。山梨県側の「富士吉田」では7月1日より、静岡県側の「富士宮」「御殿場」「須走」では7月10日より山開きを行います。閉山は両県とも9月10日を予定しているので入山期間にはご注意ください。
富士山へ入山される方は「体調チェック結果確認場所」でスクリーニングを行います。
現地で配布しているチラシや安全登山カードを受け取り、そこに表記している「QRコード」をスマートフォンで読み込みます。
https://www.mt-compass.com/t/s/fuji
QRコードを読み込んで画面表示した体調確認フォームへご自身および同行する家族の体調をチェックしていただき、結果画面を以下の「体調チェック結果確認場所」にて係員に提示し、検温等を受けていただきます。
●富士宮ルート(水ヶ塚駐車場、五合目登山口)
●御殿場ルート(新五合目登山口)
●須走ルート(マイカー規制乗換駐車場、五合目登山口)
●吉田ルート(富士スバルライン一合目下駐車場、五合目登山口、六合目)
富士登山を行う方は、続けて登山計画フォームが表示されますので、各項目を入力して提出してください。
「チェック結果画面の再表示」「下山通知」は、フォーム記入後に送られてくるメールに記載されたURLにて表示するか、または「入山時の手続きに用いたQRコードを同じスマートフォンで再読み込み」することで表示します。なお、再表示する期間は3日間です。
なお、今回の体調チェックと登山届フォームは家族単位での提出になります。友人同士が同行するグループでは各人ごとに手続きしてください。
このシステムはコンパス登山届と連動しており、提出されたフォームは登山届とみなされ、両県で受理されるのでご安心ください。
但し、本システムで提出された登山届は、コンパスEXアプリやウォークポイントと連動していません。EXアプリをご利用の方は別途ご提出ください。
スクリーニング登山届については、コンパスWebサイトをご覧ください。
https://www.mt-compass.com/fujisanchk2107.pdf
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- アクシデント事例、危険・崩落・廃道報告について
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通りゃんせ通りゃんせ、ここは何処の細道じゃ...から始まるわらべ歌の一節です。この歌詞は山や自然と接する登山に於いても、何とも的を得た内容の歌だといえます。
登山は下山するまでが一連の行動であり、基本となる体力とその配分、歩行術が個人的な実力のひとつとして大きく左右されます。
初心登山者に見られるケースですが、登山中の体力配分を誤ってしまい、歩行が困難になってしまうことがあります。これらのケースは山頂を目標として頑張ってしまう登山者に比較的多く見受けられる現象です。
山に登るのだから「山頂を目指すのは当たり前」と思う方は多いでしょう。しかしそこには大きな落とし穴があり、結果的に登頂した時点で体力を使い果たしてしまったり、または足腰の筋肉がへたり力が入らなくなるなど、下る前に精魂尽きてしまうケースです。
「登りよりも下りは楽だから」と、多くの初心登山者が思い込むケースですが、これは危険な結果を招くことにもなり兼ねません。
山での事故は統計的に下りが圧倒的に多くなっています。
下山時は腹部やもも前面の筋肉にかなり大きな負担が掛かり、連鎖して膝痛になったり、体のバランスが崩れ、足首の踏ん張りが利かなくなるなど、集中力の低下に伴った不安定な状態から転倒、滑落の危険性が高まります。
下山までに耐えられる体力の配分と筋力の保持を登山計画に盛り込むことも大切です。
コンパスでは、計画ルートの作成時や登山中のマップ画面のグラフからルート上、時間ごとのエネルギー消費量を確認することができます。
計画したルートによっては下山時にカロリー消費量が高い数値を示すことがあります。
直接的な疲労要因とは言えませんが、これらの数値から下りでも体には負荷が掛かることを確認することができ、行動食を準備する参考にもなるでしょう。
先のわらべ歌。
最後は、「怖いながらも、通りゃんせ、通りゃんせ」で終わります。
事前にどのようなアクシデントや危険な場所があるのかを認識すれば、「怖いながら」の対策を備えることができます。
コンパスEXアプリでは、皆さんがアクシデント事例や登山ルートの危険個所などの情報を報告できる機能を設けています。それらの各種データは今後コンパスWebサイトの「アナライザー」ページで閲覧できるよう準備を進めています。
ひとつ一つの事例や報告が多くの登山者の他山の石になることを願い、安全に安心して登山を楽しむことの一助とする機能です。
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- 旧コンパスアプリの終了お知らせ
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登山ルート作成機能は、①旧アプリと同様ルート地点をタップしてつなぐ方法、②マップをなぞって描く方法、どちらでも可能になりました。
アプリに付帯する各種機能は拡充されています。
てるぼうず、グループ機能、計画ルート作成時の標高グラフやカロリー計算機能など、登山前、登山中、登山後に便利な機能が備わっています。
詳しくはEXページまたは動画でも案内していますのでご覧ください。
EXアプリ案内ページ:https://www.mt-compass.com/ex_info.php
動画案内ページ:https://www.mt-compass.com/movie.php
旧アプリをAppStoreやgoogleplayからダウンロードすることは終了しました。
ダウンロード済みの旧アプリは当面そのままご利用いただけますが、EXアプリをご利用いただくことを推奨します。
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- 大分県・大分県警察と協定を締結しました!
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コンパスは現在35の自治体、警察と協定を的決し、26都道府県とのネットワークを整備しています。
従来の登山届は登山計画を提出する概念で扱われていました。コンパスでは「共有する」「下山通知する」「相互扶助する」という新たな理念とその仕組みを作り出し、より安全に安心して登山を楽しむためのネットワークを普及しました。
大分県には、九重山系、祖母・傾山系、由布・鶴見山系の3大山系をはじめ、手軽にハイキングできる山から本格的な登山を楽しめる山が数多くあります。
ここ最近では、山や自然を親しむアウトドアが人気なこともあり、初心者や気軽な気持ちの登山者が事前の計画不足、準備不足で入山したことによる事故遭難が後を絶ちません。
山や自然を楽しみ、無事に下山するまでが登山であることを忘れず、事前に余裕のある登山計画を立て、家族や友人と計画を共有することを忘れずに、万全の準備で登山に臨みましょう。
コンパス大分県ページはこちら
https://www.mt-compass.com/oita.php
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- 実証・山岳アクシデント!
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登山を安全に楽しむ一歩一助として、さまざまな事例を客観的事実として多くの登山者と共有するためです。
私たち登山者は過去に多くの失敗を重ね、事故・遭難というアクシデントを経験してきました。
それらの出来事は、小さなミスから引き起こされたり、気の緩み、突発的又は偶発的だったり、無理な計画によるものだったりと、さまざまな要因を含んでいるものです。
一方で、過去の出来事は、これから山や自然に接しようとしている方、既に登山を楽しんでいる方にとって、示唆に富んだ学びの機会を与えてくれます。
「他山の石」「人こそ人の鏡」などのことわざがあるように、先達が経験したアクシデント事例を見つめ、その経緯を知ることは、人が山や自然と対峙したときの弱さ、又はしぶとさを垣間見ると同時に、後進の教訓として、登山を安全に楽しむ智慧や備えになることでしょう。
過去の失敗を次に生かすため、多くの体験談をお寄せください。
【記入方法】
指定のフォームからご記入ください。
個人や団体を特定する問いは設けていません。
複数の事例をご案内いただける場合は、出来事別にフォームを分けてご記入ください。
下記のURL、又は「コンパスWebサイト」、アプリ「コンパスEX」最新バージョン(1.2.1)の画面に表示する「アクシデント事例入力」よりご記入いただけます。
https://www.mt-compass.com/analyzer/accident.php
【開示方法】
山域ごとのアクシデント事例として、コンパスアナライザーページで一般公開し皆さんと共有いたします。
https://www.mt-compass.com/analyzer/
多くの事例を登山者間で共有したいと思います。
皆さんシェアをお願いします!
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- 計画したルートのカロリー消費量を確認
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作成したルートに対応するグラフを表示すると、距離や時間に応じた地点の標高、カロリー消費の経過を読み取ることができます。
体重やバックパック重などを設定することで消費量の計算はカスタマイズ可能です。
登山計画では食糧の補給計画も大切です。
自分が登ろうとしているルートではどれくらいカロリーが消費されるのかを把握し、それに適した食べ物や飲み物を備えることで、安全安心へのひとつの材料にもつながります。
コンパスの機能を動画で確認
https://www.mt-compass.com/movie.php
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- 2020/4~2021/3ウォークポイントチャレンジの抽選を行います
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当選の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。今年は誰に送られるでしょうか!
ウォークポイントについてはこちら↓
https://www.mt-compass.com/func_point.php