自治体・警察との協定

「島根県警察」×「コンパス」の取り組みについて

 公益社団法人日本山岳ガイド協会と島根県警察は、2017年10月2日、安全登山の啓発及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、県警察本部長と日本山岳ガイド協会理事長が署名を行い、協定を締結しました。
 本協定は、島根県警察がコンパス登山届システムにアクセスし、登録されている登山情報を閲覧し、捜索や救助で活用できることを定めています。


 島根県には、ロッククライミングをするような本格的な山岳はありませんが、直径約5kmのカルデラの中に6つの峰が配列する三瓶山(標高1126m)をはじめ、東西に長く延びる県境沿いには、寂地山(標高1337m)、恐羅漢山(標高1346m)、阿佐山(標高1218m)、大万木山(標高1218m)、鳥帽子山(標高1225m)、船通山(1142m)など、春から秋にかけて登山や紅葉狩りが楽しめる山々があります。
 しかし、山岳遭難事案は比較的低山においても発生しており、その原因としては、慣れや油断、事前の計画不足など、安易な気持ちや装備で入山してしまったことが考えられます。
 登山は自然を相手にするため、標高の高低に関わらず、何時、何処で、何が起きるか解らないことから、万が一に備えた登山計画を立てることが大切であり、登山届の提出は安全登山のための第一歩とされています。
 登山される皆様は、慣れた山であっても油断することなく、充実した装備品の携行や体力や同行者の経験に見合った余裕のある登山計画を立て、変わりやすい山の気象にも注意しながら、自然を楽しんでいただければと思います。


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島根県警察より安全登山のために

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